2007年11月の21件の記事
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2007年11月19日 (月)
上棟 その1
去年の11月22日に上棟しました。
規模が小さいので土台敷きから、棟上まで一日でやりました。まずは、土台から。
土台には杉の赤身を使いました。杉の赤身は水気に強いので腐りにくく、また、虫が嫌う材料でもあります。ただ、材質的に柔らかいという性質がありますのでその点には注意をして使っていく必要があります。
この建物の場合は柱のホゾを土台の下端まで貫通させ、柱の荷重が土台に直接掛からないようにしています。
写真に写っている板状の物は木製の基礎パッキンです。材質はモアビ。
大工のゲンさんの作業小屋にあった手持ちの材料を使っています。
こんな感じで土台敷きが進んでいきます。
棟梁のゲンさん登場です(笑)
次回も上棟の模様をお伝えします。
2007年11月18日 (日)
大工 作業小屋にて
中勢森林組合から、ゲンさんの作業小屋に材料が入ってきました。
材料は荒挽きの状態で入れてもらっています。
写真は荒挽きの状態から、大工の方で材の直角を出して挽きなおした状態です。
製材所のほうで仕上げてもらうと当然、指定寸法通りに仕上げてくれるのですが
大工が自分で挽き直すのであれば、手元に届いた材料を出来るだけ
大きく(太く)使うことが出来るのです。
棟梁のゲンさんはそういう見極めが出来る大工なのです。
ひと手間多く掛かりますが木材を無駄なく使うことが出来ます。
この日は作業小屋でヤング係数(木材の曲げに対する強度)と含水率を測定しました。
一般的な杉の強度と同等以上の強度が確認出来ました。
作業としてはこの後、墨付けとなります。
ここからが大工の腕の見せ所。ゲンさん、よろしくね。
2007年11月17日 (土)
2007年11月16日 (金)
2007年11月15日 (木)
2007年11月13日 (火)
中勢森林組合へ
7月の末頃の写真です。
山から、搬出した木は製材され、さらに乾燥工程を経ることになります。
今回は、天然乾燥で、3ヶ月ほど自然乾燥したものです
そして最終工程で中温乾燥をかけ、含水率を落しています。
白山町の中勢森林組合に棟梁の中村建築の中村隆志さんと一緒に木材を見に行きました。
製材された杉は木目がつんでいて、しっかりした材でした。
この材料を無駄にすることなく、しっかり使っていこうという気持ちが自然に沸いてきます。
棟梁の中村さんはみんなから“ゲンさん”と呼ばれています。
みえ木造塾を一緒にやってきた仲間で40歳過ぎと若いのですが
伝統的な大工の技術に詳しく、今回も色々、相談しながら工事を進めていきました。
2007年11月12日 (月)
山へ
それではそろそろ建設の模様をお伝えしていきたいと思います。
まずは工事のメイン、木材の調達です。
ということで山へ行ってきました。
去年の6月初旬くらいの頃の話です。木を見に山へ行ってきました。
いつも木の乾燥には気を使うのですが
今回は、山で葉枯らしをした杉を使うことにしました。
葉枯らしは、伐採した木を葉っぱを付けたままで山に3ヶ月以上、置いておきます。そうすると葉っぱから木の水分が抜けていくのです。
ただし、そのままでは建築に使えるほど水分が抜けるわけではないのでその後も乾燥の工程が必要となります。 また、葉枯らしをすると木の色艶が良くなるという方もいます。
木材の調達は中勢森林組合にお願いしました。 木こりの三浦林商の三浦さんが伐採している美杉の山です。この山から出てくる木材を中勢森林組合で乾燥、製材をします。
建築現場からは車で1時間ほどでいける山です。こんな近くに木材があるのですから三重は森林資源に恵まれた地域ですね。
写真右手は中勢森林組合の藤崎さん、中央は三浦林商の三浦さんです。後に伐採した杉が見えています。
2007年11月11日 (日)
2007年11月10日 (土)
まずは建物の概要を
事務所は木造2階建てで既存の自宅・木造2階建てに増築しました。
最初にこの建築のプランニング・コンセプトを書いておきたいと思います。
1.身近な素材を活かす、また、地元の職人の腕を活かす
~既製品を安易に使用せず、身近にある素材を改めて見直し、建築に使用する。
・地元三重の美杉の葉枯らし杉を使用
・壁は土壁(竹小舞+荒壁+中塗り仕上げ)
・断熱材も既製品は使わずに工夫しました。
屋根:36ミリの杉厚板 二重張り
壁 :土壁のみ(但し、開口部はペアガラスを使用)
床下:36ミリの杉厚板の下にもみ殻を敷設。墨敷きもしています。
・大工、左官、板金などなど、地元の気心の知れた職人さんにお願いしました。
本当にいい仕事してもらいました!
2.極力、施工にかかわる。
~普段は、工事監理という形で工事にかかわるわけですが今回は、現場監督!
・直営工事とし、現場管理を自ら行う。(現場監督って事です。)
・塗装工事は自分でやる。(外壁、キッチンカウンターの漆塗)
3.増築という事で発生する敷地面での制約、工事面での制約などの克服。
~限られた小さなスペースを有効に活用し、豊かな空間にするべく工夫する。
・自宅のリビングと事務所の間に小さい中庭を設け、外部の視線を遮りつつ、
内部からの視線の広がりを求める・・・・・などなど、工夫は随所に。
ざっとあげてみるとこんな感じです。
詳しくは、徐々にご説明していこうと思います。
写真は、1階の事務所です。窓の向こうに中庭が見えています。





























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