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2007年11月の21件の記事

2007年11月30日 (金)

2階の様子

荒壁の裏返しが終わって2階はこんな感じです。

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2007年11月29日 (木)

屋根廻り

去年の年末、今年の年始あたりの写真です。
大屋根は耐摩カラーガルバリウム鋼板葺きです。
夏場の暑さをしのぐ為、軒下から空気を入れ、暑くなった空気を棟から排気する
いわゆる棟換気を採用しています。

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そして住居部分とのつなぎの平屋部分は日本瓦葺きです。
軒は『巴付唐草軒瓦(ともえづけからくさのきがわら)』、
棟は『伊勢箱(いせばこ)』と言う名前が付いています。

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今回、瓦も少し遊んでみました。
ちょっとしたこだわりで屋根の表情はぐっと変わります。

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2007年11月27日 (火)

荒壁 その2

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外壁の外側の土をつけ、3週間ほど乾かして今度は壁の内側に土壁を付けます。これを裏返しといいます。
下は全景です。

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2007年11月26日 (月)

荒壁

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竹小舞を編んで荒壁を付けます。まずは壁の外側から。

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2007年11月24日 (土)

壁の貫

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この建物は荒壁(土壁)をつけるのですがその前に貫を通しておきます。
柱に貫の穴をあけて貫を通します。
貫は土壁の下地となるわけですが大きな地震の時に建物が倒れてしまうのを
防ぐ役割も持っています。
建設を急ぐ現代の木造家屋に採用される事がめっきり減ってしまった土壁、貫ですが
優れた昔の知恵がそこには隠されているのです。

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2007年11月23日 (金)

建築展のお知らせ

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伊賀の上野城で今日から3日間、 建築展を開催しています。
この建築展はJIA(日本建築家協会)三重地域会が主催しています。
今回は28名の建築家が各自の作品をパネルにして出展しています。
私も出展しています。
県内の建築家の仕事を少しでも身近に感じていただければと思います。
色んな建物がありますので楽しんでみて下さい。
上野城の天守閣で開催中です。詳しくは、下記にてご確認下さい。
http://www.jia-tokai.org/mie/kenchikuten2007.html

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瓦の納まり検討

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ゲンさんが瓦屋根の鼻先の納まり検討用にサンプルを作ってくれました。
この納まりが少し違うだけで出来上がったときの見え方が全然違ってきます。

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瓦をのせてみるとこんな感じ・・・・・って言ってもこの写真じゃよくわかりませんね。
まあ、現場ではゲンさんと色々検討して納まりを決めました。
どんな風に仕上がったかはあとのお楽しみという事で。

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2007年11月22日 (木)

屋根仕舞い

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上棟が終わるとその後、すぐ屋根の工事に移ります。
建てた柱や梁が雨に濡れるのを防ぐ為、急いで屋根の工事に入るわけです。
写真は野地板を敷き終わり、シート、垂木の施工の段階です。
この建物はいわゆる既製品の断熱材を使用していません。
屋根は野地板として36ミリの杉の厚板を2重張りしています。
この合計72ミリの杉の厚みで断熱しています。
左側に見えている杉板は2重張りした杉です。
そして右側に見えているのが垂木。
この垂木と垂木の間を通気層としています。
屋根で暑くなった空気を棟から抜く、いわゆる棟換気の構造です。

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2007年11月21日 (水)

上棟 その3

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上棟編、最終です。
2階の柱が建って軒桁を落としこんでいるところです。
桁と梁が取り合うところがお互い欠き込まれているのがわかりますでしょうか?
こういった納め方を『渡りあご』といいます。

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上の写真、杉の梁の角をかなづちでコンコン・・・。
「えっ?こんなことしていいの?」と思うかもしれませんが
いいんです。
梁を落とし込む時にスムーズに入るようにするためなんです。
こういう作業を『木を殺す』と言ったりします。

さて、今日の仕事もほぼ終わり。
小屋組みまで出来上がりました。
一番上の斜めの梁は登り梁といいます。
木組みって綺麗ですね。

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2007年11月20日 (火)

上棟 その2

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少し作業は進み、1階の柱、梁を組んでいます。建物の四隅の長い柱は5寸角の杉の通し柱です。その他の柱は杉の4寸角。基本的に木組みにはあまり金物を使っていません。いわゆる伝統的な構法でやっています。構造的な話になるとかなり専門的な話になってしまいますが簡単にいうと粘りのある建物を想定しています。大きな地震の時に多少、建物の被害が合っても建物が倒れないそういう構造です。

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さて、この写真は5寸角の通し柱の2階の梁が取り付いてくる接合部です。シャチ引きという方法で金物を使わない木組みのディテールです。
下は1階の主な部分が組みあがったところです。
次回も上棟の模様を続けます。

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2007年11月19日 (月)

上棟 その1

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去年の11月22日に上棟しました。
規模が小さいので土台敷きから、棟上まで一日でやりました。まずは、土台から。
土台には杉の赤身を使いました。杉の赤身は水気に強いので腐りにくく、また、虫が嫌う材料でもあります。ただ、材質的に柔らかいという性質がありますのでその点には注意をして使っていく必要があります。
この建物の場合は柱のホゾを土台の下端まで貫通させ、柱の荷重が土台に直接掛からないようにしています。
写真に写っている板状の物は木製の基礎パッキンです。材質はモアビ。
大工のゲンさんの作業小屋にあった手持ちの材料を使っています。

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こんな感じで土台敷きが進んでいきます。
棟梁のゲンさん登場です(笑)
次回も上棟の模様をお伝えします。

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2007年11月18日 (日)

大工 作業小屋にて

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中勢森林組合から、ゲンさんの作業小屋に材料が入ってきました。
材料は荒挽きの状態で入れてもらっています。
写真は荒挽きの状態から、大工の方で材の直角を出して挽きなおした状態です。
製材所のほうで仕上げてもらうと当然、指定寸法通りに仕上げてくれるのですが
大工が自分で挽き直すのであれば、手元に届いた材料を出来るだけ
大きく(太く)使うことが出来るのです。
棟梁のゲンさんはそういう見極めが出来る大工なのです。
ひと手間多く掛かりますが木材を無駄なく使うことが出来ます。
この日は作業小屋でヤング係数(木材の曲げに対する強度)と含水率を測定しました。
一般的な杉の強度と同等以上の強度が確認出来ました。
作業としてはこの後、墨付けとなります。
ここからが大工の腕の見せ所。ゲンさん、よろしくね。

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2007年11月17日 (土)

基礎

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基礎が出来上がりました。写真は去年の10月下旬の頃の様子です。
コンクリートは耐久性を考え、水セメント比を50%程度に抑えています。
こうする事でコンクリートの耐久性が格段に向上します。

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もちろん、コンクリート打設時は現場で品質の確認もします。

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2007年11月16日 (金)

鋼管杭打ち込み

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そして時は9月下旬、鋼管杭を打ち込みました。
本数は19本。こうして工事は徐々に進んでいきます。

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2007年11月15日 (木)

地盤調査

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話は前後しますが4月末頃、敷地内の地盤調査を行いました。
地盤の状態は地面の上から見ているだけではわかりません。
やはり、こういった地盤調査が必要になります。
写真の調査はスウェーデン式サウンディング調査という方法です。木造住宅の地盤調査でよく採用される比較的簡易な地盤調査です。
さて、地盤調査の結果、地表は硬いのですがその下に2mほど軟弱な地盤があることがわかりました。予想していた事ではありますが、以前はこの辺りは田んぼでしたのでここにも田んぼの土が残っていました。田んぼの土は軟弱で建物を支持する地盤には適しません。
この調査結果を踏まえて3mの鋼管杭を打つ事にしました。

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2007年11月13日 (火)

中勢森林組合へ

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7月の末頃の写真です。
山から、搬出した木は製材され、さらに乾燥工程を経ることになります。
今回は、天然乾燥で、3ヶ月ほど自然乾燥したものです
そして最終工程で中温乾燥をかけ、含水率を落しています。
白山町の中勢森林組合に棟梁の中村建築の中村隆志さんと一緒に木材を見に行きました。
製材された杉は木目がつんでいて、しっかりした材でした。
この材料を無駄にすることなく、しっかり使っていこうという気持ちが自然に沸いてきます。
棟梁の中村さんはみんなから“ゲンさん”と呼ばれています。
みえ木造塾を一緒にやってきた仲間で40歳過ぎと若いのですが
伝統的な大工の技術に詳しく、今回も色々、相談しながら工事を進めていきました。

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2007年11月12日 (月)

山へ

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それではそろそろ建設の模様をお伝えしていきたいと思います。

まずは工事のメイン、木材の調達です。
ということで山へ行ってきました。

去年の6月初旬くらいの頃の話です。木を見に山へ行ってきました。
いつも木の乾燥には気を使うのですが
今回は、山で葉枯らしをした杉を使うことにしました。
葉枯らしは、伐採した木を葉っぱを付けたままで山に3ヶ月以上、置いておきます。そうすると葉っぱから木の水分が抜けていくのです。
ただし、そのままでは建築に使えるほど水分が抜けるわけではないのでその後も乾燥の工程が必要となります。 また、葉枯らしをすると木の色艶が良くなるという方もいます。

木材の調達は中勢森林組合にお願いしました。 木こりの三浦林商の三浦さんが伐採している美杉の山です。この山から出てくる木材を中勢森林組合で乾燥、製材をします。
建築現場からは車で1時間ほどでいける山です。こんな近くに木材があるのですから三重は森林資源に恵まれた地域ですね。

写真右手は中勢森林組合の藤崎さん、中央は三浦林商の三浦さんです。後に伐採した杉が見えています。

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2007年11月11日 (日)

中庭の様子です

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十数件の小さな団地の一角にある敷地なのですが塀を取り払い周囲に対して敷地を開きました。非常にスッキリしましたがプライバシーの問題が出てきます。そこで中庭を造り、木塀で囲む事によって適度にプライバシーを確保しました。小さい庭ですが快適です。

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2007年11月10日 (土)

まずは建物の概要を

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事務所は木造2階建てで既存の自宅・木造2階建てに増築しました。
最初にこの建築のプランニング・コンセプトを書いておきたいと思います。
1.身近な素材を活かす、また、地元の職人の腕を活かす 
   ~既製品を安易に使用せず、身近にある素材を改めて見直し、建築に使用する。
   ・地元三重の美杉の葉枯らし杉を使用
   ・壁は土壁(竹小舞+荒壁+中塗り仕上げ)
   ・断熱材も既製品は使わずに工夫しました。
        屋根:36ミリの杉厚板 二重張り
        壁   :土壁のみ(但し、開口部はペアガラスを使用)
        床下:36ミリの杉厚板の下にもみ殻を敷設。墨敷きもしています。
   ・大工、左官、板金などなど、地元の気心の知れた職人さんにお願いしました。
    本当にいい仕事してもらいました!    
2.極力、施工にかかわる。
   ~普段は、工事監理という形で工事にかかわるわけですが今回は、現場監督!
   ・直営工事とし、現場管理を自ら行う。(現場監督って事です。)
   ・塗装工事は自分でやる。(外壁、キッチンカウンターの漆塗)
3.増築という事で発生する敷地面での制約、工事面での制約などの克服。
   ~限られた小さなスペースを有効に活用し、豊かな空間にするべく工夫する。
   ・自宅のリビングと事務所の間に小さい中庭を設け、外部の視線を遮りつつ、
    内部からの視線の広がりを求める・・・・・などなど、工夫は随所に。

ざっとあげてみるとこんな感じです。
詳しくは、徐々にご説明していこうと思います。
写真は、1階の事務所です。窓の向こうに中庭が見えています。

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2007年11月 8日 (木)

事務所建てました

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今年の春、shu建築設計事務所のオフィスを建設しました。
杉普請で土壁の建物です。
これから、 建設の模様を順を追って紹介していきます。

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2007年11月 4日 (日)

はじめまして

三重で建築設計事務所をやっています。心地よい木のすまいづくりを心掛け、活動しています。日々の仕事、出来事や雑感などなど、ブログに書き込んでいきたいと思います。

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